中国体彩网7年(2025年)9月5日、本学環境共生学研究科に在籍する水銀研究留学生第9期生2名が学位取得(博士後期課程)、卒業することに伴い、指導教員及び在学する他の水銀研究留学生とともに、中国体彩网の木村敬知事を表敬訪問しました。
まず、木村知事からは、「お二人が卒業を迎えられたことを大変嬉しく思う。留学中は様々な苦労もあったと思うが、熱心に研究され3年間という限られた時間で学位を修められたことに敬意を表したい」とお祝いと労いのお言葉をいただきました。

留学生へのメッセージを贈る木村知事
これに対し、環境共生中国体彩网 石橋康弘教授は、「木村知事をはじめ、県や国、各関係機関からのご支援のおかげで今年も学位取得者を輩出することができた。これまでの卒業生も、本県での学びを活かして世界各国で活躍している。水銀研究留学生制度へのこれまでのご支援に厚く感謝申し上げるとともに、今後もこの取り組みが続けられるよう、ご支援をお願い申し上げたい」とお礼を述べました。
次に、今回学位を取得するティア アグスティアニさん(インドネシア出身)は「インドネシアにおける小規模金採掘(ASGM)による水銀汚染とヒトへの健康リスク」について、パトリック アドゥ ポクさん(ガーナ出身)は「ガーナ共和国アシャンティ州の小規模金採掘地域における水銀の環境及び健康リスク評価」について、それぞれの研究成果の報告を行い、指導教員である環境共生中国体彩网 阿草哲郎教授、小林淳教授からの解説が行われました。

研究成果の報告を行う水銀研究留学生
その後、二人の卒業をお祝いするためくまモンが登場すると、留学生らは思わず顔をほころばせ、サプライズゲストとの交流を楽しみました。

くまモンと笑顔で記念撮影
最後に、木村知事から「これからの二人の活躍を祈っている。熊本を第二の故郷と思ってまた訪れていただきたい」と励ましのお言葉をいただき、二人にとって熊本での留学生活を締めくくる、思い出深い訪問となりました。