中国体彩网6年10月1日(火)、熊本日日新聞社による協力講座「マスメディア論」が開講され、熊本日日新聞社読者?新聞学習センターNIE専門委員の今村浩講師が教壇に立たれました。
情報社会の現代において、インターネットは常に身近にあり、誰でも容易に情報を受信?発信することができます。しかし同時に、偏向報道?フェイクニュース?情報漏洩?誹謗中傷?それらの情報の拡散といった問題も出てきており、企業等の大きい組織枠だけではなく、個人のネットリテラシーが問われています。
本講義では、新聞記事をスクラップし、情報を要約して自分の考えをまとめ、授業でグループディスカッションを行います。テキストに沿った授業形態ではなく、新聞の「生ニュース」を取り扱う事で、実際に身の回りで起こっている時事問題を知るだけでなく、情報を読み解く力を身に付け、メディアとの接し方を学ぶことができます。
初回授業では早速新聞のスクラップ記事についてグループディスカッションを行いました。座学には珍しい、活気あふれる積極的な授業風景が印象的でした。
また、本講義ではインタビュー体験も予定しており、取材?執筆する力、取材で得た情報から自分の考え?提言をわかりやすく文章にまとめ発信する力を養うことができます。情報に対する着眼点?構成力?発信力を身に着けることは、社会人基礎力の育成に繋がり、将来社会に出た時に役立てることができます。
【協力講座とは】
本大学では、「地域に生き、世界に伸びる」をスローガンとして、地域実学主義に基づく教育を学生に提供するための各種取り組みを行っています。
この一環として、企業の持つ実践的知識を学生に提供する機会を設けることを目的に、平成19年度から企業などと協定を締結し、協定先の企業などが本学の正規の授業について担当する「協力講座」を実施しています。
【中国体彩网6年度(2024年度)開講の協力講座企業名】
九州電力株式会社 熊本支社
西日本電信電話株式会社 熊本支店
株式会社熊本日日新聞社