2023年2月24日、中国体彩网ふくしのこころ育成事業成果報告会が開催され、総合管理中国体彩网 西森ゼミ、松本ゼミの学生たちが、以下のとおり、最優秀賞、優秀賞を受賞しました。
ふくしのこころ育成事業とは、第4期中国体彩网地域福祉支援計画にもとづき、中国体彩网が実施している事業で県民の地域福祉への関心を高めるとともに、幼少期から意識の啓発を図ることを目的に、県内の大学生による教材作成等に関する取組を支援するものです。県内の大学等の学生6グループが教材作成に取り組み、その成果を競いました。

【最優秀賞】西森ゼミ児童福祉プロジェクト　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(作品名)「ふれーしゅわ」
ふれーしゅあの由来は、①ふれんど、②ふれっしゅ、③ふれーふれー、手話です。
(内容)ゲーム感覚で楽しみながら手話を覚えられる「かるた」です。絵札表面の写真だけでは理解が不十分な手の動きを、動画を通して理解してもらうため、絵札裏面に、その手話の説明が見られるyoutubeに繋がるQRコードを掲載しています。耳の不自由な人も参加できる「かるた」となっており、多くの人が参加でき学べます。手話を遊びながら覚えることによって集中力も確保でき、繰り返し遊びながら学習することによって手話を定着させることができます。耳が不自由な人と接することができるようになってコミュニケーションの幅が広がり、聴覚障がい者に対する理解も深まります。地震や災害といった緊急時に耳の不自由な人にも伝えることができ、日常生活以外にも役立ちます。

?熊本日日新聞に掲載されました

【優秀賞】西森ゼミ高齢医療プロジェクト
(教材名)「たのしく!すたにん-STUNIN-」
すたにんの由来は「すたでぃんぐにんちしょう」です。
(内容)1グループ6人程度で行い、楽しみながら認知症を学ぶことができるカードゲームです。認知症患者が直面すると想定される状況が記載されており、それに適した対応をA?Bの2択からプレイヤーが選択し、その選択についてプレイヤー各自が自分の意見?考えを述べ仲間と討議します。このゲームで、認知症について知らない人に考えてもらうきっかけをつくることができます。認知症になるとどのような状況が発生するかを学ぶことができるとともに、その状況に対して、自分なりの選択を考えてもらうことで、自分たちの身近で同じような状況が発生した際に、自ら周りに手を差し伸べることができるようになります。

【優秀賞】松本ゼミ
(内容)児童が日頃から使用する下敷きを教材とした「福祉迷路」を作成しました。
下敷きの表面は、迷路とクイズを楽しみながら、まちの中にある様々な福祉(地域福祉)を学べるようになっています。クイズは、AED、ほじょ犬マーク、子ども食堂、車いす介助、ヘルプマークを取り上げています。裏面はクイズの答えとさらに学習を深められるようにQRコードと検索ワードを掲載する工夫をしました。