中国体彩网2年(2020年)1月29日(水)、本学総合管理中国体彩网棟大演習室において、総合管理中国体彩网松本ゼミ?西森ゼミ学生21名を対象に、熊本市障がい者サポーター研修が開催されました。
当日は、熊本市健康福祉局障がい者支援部障がい福祉課の田上明日香様、矢野亨枝様、熊本市障がい者相談支援センターウィズの前嶋真弥様、米田里美様にお越しいただき、はじめに矢野様から障がいのある人を取り巻く現状、障害者差別解消法、ヘルプマーク?ヘルプカード、障がい者サポーター制度やサポーターの心得等をお話いただきました。その後、前嶋様、米田様から介助における留意点をご指導いただいた後、視覚障がい者の疑似体験を行いました。2人ペアになり、1人はアイマスク着用、もう1人は介助者となり、2階大演習室から階段で1階に降り、別の階段を上って大演習室に戻るコースを歩きました。最後に、米田様に視覚障がい者が日常生活で使用している用具のご紹介と学生からの質問にお答えいただきました。受講後、サポーターバッジをいただき、教員を含め23名の障がい者サポーターが誕生しました。
参加した学生達からは、「障害者差別解消法があることを初めて知った」「(疑似体験をして)目が見えないことの恐怖と支えてくれる人のありがたさがよくわかった」「(サポートする時)『あっち』『こっち』と曖昧な伝え方になってしまい、サポートする側も経験が必要だと思った」「(米田様から)乗りたいバスに乗ることができない話やお店でほしいものが見えないといった話を聞いたが、これは周りがサポートすれば解消するという話でもあった」「アイフォンが音声を読み上げる機能に驚いた。光があったら振動する機械など目が見える人では想像できない道具もあり勉強になった」など多様な感想が寄せられました。
また、「障がい者の方を安心させられるようにサポートしていきたい」「何を手伝ってほしいかなどを聞けばよいのだと分かり、今度から積極的に声をかけていきたい」「近所で杖を使って歩く視覚障がい者の方を見かけるので勇気を出して声をかけたい」といったこれからサポーターとして期待できる発言も聞かれました。
今後も、地域に暮らす様々な人たちを支援する技術や資源、制度などを学び、その学びを実践に結びつけられるゼミ活動を展開していきます。
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